こんにちは🍁ケアスタッフの佐藤です。日に日に秋が深まる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は猫さんを当院に連れてきていただく際や当院の待合室などでのいくつかの工夫(ポイント)をお伝えします。
まず、当院に猫さんを連れてきていただく際はキャリーケースに入れてもらうことです。キャリーケースに猫さんを入れてきていただくことで移動中や待合室での猫さんのストレスを軽減することができます。キャリーケースにも様々な種類がありますが、当院で勧めているキャリーケースをご紹介します。
キャリーの素材がプラスチックであること(排尿排便をしても簡単に掃除ができる)、キャリーの前と上の扉が開くようになっていること(猫さんが嫌がっていても無理に引っ張らずに上から優しく出すことができる)、扉の取り外しが簡単にできる(猫さんを出し入れする際にひっかからない)。このようなキャリーにするとご家族の皆様も猫さんをキャリーに入れやすくなり、猫さんのストレスを減らすことができます。
さらに当院に猫さんを連れてきていただく際、徒歩や公共交通機関、車などではキャリーの上にブランケットをかけることで感染を防いだり視界を遮ることができより猫さんを落ち着かせることができます。そして、車で当院に来られる方はこのようにキャリーにシートベルトをつけていただくことでキャリーが前に飛び出したりせず猫さんにとって安全な環境を作ることができます。
また、当院にはフェリウェイという猫さんのフェロモンの匂いがするスプレーをかけたブランケットを常に用意してありますので、是非お使いください。
私たちスタッフは飼い主様、そして猫さんが少しでも安心でいるような環境、病院づくりに取り組んでいます。安全・安心に連れてこれるよう、参考の一つにしてみてください😺今後ともよろしくお願いいたします。
参考:『猫の診療指針』総監修 石田卓夫先生, ISFM ガイドラインより