猫さんのフード(療法食)の重要性について

当院では、さまざまな疾患や症状をお持ちの猫さんに、内科的および外科的治療を行っております。同時に、治療における重要な位置づけとしてフード(療法食)についてもご提案しています。

当院では猫さんの症状に応じたフードやサプリメントなどを取り扱っており、診察時に処方薬と合わせてご紹介しています。

そもそもフード(療法食)とは?

当院で「フード」という言葉を使う場合、それは特定の疾患や症状に特化した治療用の食事のことを意味しています。症状に合わせて含まれる成分も調整されており、消化器疾患用、アレルギー用、腎臓病用、尿石用、肝臓病用などたくさんの種類があります。使い方もさまざまで、術後の回復期に一時的に食べていただくものから日常的に取り入れていただくものなどがあります。病気のステージごとに内容を変えていくフードもあり、定期的な検査結果に基づいて、その時々で最適なものを治療に合わせてご提案しています。

当院では、手術や治療薬に加え、フードやサプリメントも含めた上での治療方針をお伝えします。フードについて分からないことやお悩みなどがありましたら、お気軽に獣医師にご相談ください。

フードの購入をより簡単に

これらのフードは、特定の疾患や症状に合わせた栄養基準で作られているので、その病気を持たない猫さんが口にすると逆に健康を害してしまう可能性があります。そのためフードを購入する際は、基本的に主治医の許可が必要で、病院を通さずに購入することはできません。

当院では、これまでお電話でのご注文にてフードのお取り置きサービスを行っておりました。今後はそれに加えてフードのご注文専用LINEアカウントを開設し、24時間いつでもお気軽にご注文を入れていただけるようになります。(なお、当院からご紹介させていただき、インターネットによるメーカーへの直接注文をされているお客様におかれましては、これまでとご注文方法は変わりません。)

おわりに

当院の患者様限定のフードご注文専用LINEは2月中旬から運用開始を予定しております。ご希望の方にはアカウント情報やご注文方法の詳細を個別にお知らせしますので、診察の際にスタッフにお申し出ください。