循環器

猫の心臓の病気

猫の肥大型心筋症(HCM)について

ねこさんの心臓の病気として、最も多いのが肥大型心筋症(HCM)という、心臓の筋肉が厚くなり心臓の機能が低下する疾患です。発症には遺伝子が関与していると考えられており、発症しやすい品種も知られています。

猫の肥大型心筋症(HCM)が発症しやすい品種

  • メイン・クーン
  • ペルシャ
  • アメリカン・ショートヘアー
  • ノルウェージャン・フォレスト・キャット
  • スコティッシュ・フォールド
  • ラグドール

これらのねこさん以外も発症することもあります。また、HCM phenotypeという他の疾患が原因で心臓の筋肉が厚くなるケースもあります。
HCMは重度になると呼吸困難や血栓塞栓症、突然死など命に関わる症状が出ますが、異常があっても症状がないか気づかれにくいケースが多いです。
苦しい症状や急変をできるだけ減らすためにも当院では、血液検査だけでなく心臓のエコー検査も合わせた健康診断プランも用意しています。
早期発見が大事な疾患ですので、ご自宅でも呼吸の変化を見ておくと良いでしょう。リラックスしている時の1分間の呼吸数を数えて、30回未満が基準範囲です。それ以上になっている場合は、念のため心臓の超音波検査をおすすめします。もちろん他の疾患でも呼吸数の増加が生じることはありますので、身体検査などを交えて総合的に検査の必要性を判断しますのでご相談ください。

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